ホーム > 美薗会 理事長ブログ > 美薗会 > 特養の仕事

特養の仕事

絹の道のご利用者様の平均介護度は、概ね4.6前後であるが市内の療養型病床の平均介護度が4.2前後であるので、より重度の方々にご利用頂いている事に なる。開設当初は、元気なうちに入所し年数の経過と共に重度化していくご利用者様が比較的多かったが、最近では、ほとんどの場合重度の認定を受けた方が入 所頂く。

そこでご利用者様の元気であった時の過去の生活暦や嗜好性など個人の情報を入念にリサーチすることが重要になってくる。人間と しての尊厳を身をもって感じるには、ご利用者様本人の人柄や人生の重みを家族や親族を通して教わり感じることだと思う。極まれに天蓋孤独の方もいらしゃる が基本的にはその人自身の人生を見つめていくことが大事である。

いろいろ大変な仕事であるが、自分が介護の仕事に就こうと決めた時の決 意や思いを振り返ることも大事ではないかと思う。なんとなくこの仕事に就いてしまった人も今から仕事の原点を造りましょう。病院の栄養士になるはずが、何 となく特養に就職した人もいますから大丈夫です。

コメントをどうぞ