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介護保険を支える

介護認定審査会で毎週30ケースの二次判定をおこなって10年以上経つが、最近、僕からみても重度の認知症かつ独居高齢者がやたら目立つようになってき た。またそういう人に限って木造賃貸アパートの2階で鍋のこがし頻繁などの記載がある。泣きである。ヤバイだろと内心思うが、二次判定は軽やかに先に進み 「判定通り」となる。
また脳梗塞による介護度4のご主人を認知症ⅢAの妻が、全介助の高齢者世帯で近隣に支援可能な親族・友人なし・・・でも極自然に二次判定は流れていき「判定通り」となる。

上記のようなケースが多すぎて今では普通の家庭状態になってきているのが超怖い、ちょっと前までは、ケアマネへ生活状況改善へのコメントを入れたり、行政によるチェック対象となっていたが、数が多すぎて対応できない。
民生委員や地域町会の隣近所の皆様が支援してくださり、やっと生活しているのではないかと予測できるが、介護保険以外の行政からの横だしも必要なような気がする。

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