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医療依存度と特養の関係

昨日、医療依存度が高い方が多く利用しているとこのブログに書かせてもらったが、医療依存度が高い人は、医療保険における範囲での病気治療中であるかどう かで退院を余儀なくされる。病院では、胃瘻の方やインシュリン治療、在宅酸素療法、経管栄養などは、治療行為での報酬がない。よって在宅又は介護保険施設 への転院となるが、原則、老人保健施設での医療行為でも報酬はない、よって医療依存度の高い人の受入は、敬遠されがちである。

では、特 養はどうかというと元々は生活の場であり終の住処といわれていたので当然、医療行為での報酬はない。今回、狩野部長の話しでは、予想以上に特養で医療依存 度の高い人の受入れが多いと言われていましたが、何故かと考えてみると、やはり在宅で実際に介護をしている人の困窮状況を相談されると特養は基本的に最終 受入れ施設ですから受けざる負えない事になるのではないかと思います。

絹の道(多摩も含め)では、施設内で亡くなる方が95%以上で入 院者もほとんどいないのでご家族は本当に助かっていると思います。自画自賛ですが看護・介護・食事・事務など全職員一人ひとりの仕事が、すばらしいから出 来ていると思っています。介護度平均4.6で入院者0人は奇跡的な数字です。

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